2010.09.07 都市整備委員会:豊洲土地地区整理事業における盛り土工事について
本日の会議に付した事件

都市整備局関係
報告事項
・豊洲土地区画整理事業における盛り土工事について


◯尾崎委員長
ただいまから都市整備委員会を開会いたします。
本日は、お手元配布の会議日程のとおり、都市整備局関係の報告事項の聴取を行います。
なお、報告事項につきましては、説明聴取の後、委員会を代表し、私から一言申し上げたいと思います。ご了承願います。
初めに、先般の人事異動に伴い幹部職員の交代がありましたので、河島東京都技監より紹介があります。

◯河島東京都技監

去る七月十六日及び八月十日付で異動のございました当局幹部職員を紹介させていただきます。
住宅政策推進部長の鈴木尚志でございます。
都市基盤部長の藤井寛行でございます。
企画担当部長の宮良眞でございます。
住宅政策担当部長の香山幹でございます。
多摩ニュータウン事業担当部長の五十嵐誠でございます。耐震施策担当部長の小野幹雄でございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者あいさつ〕

◯尾崎委員長
紹介は終わりました。
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◯尾崎委員長

次に、理事者から報告の申し出がありますので、これを聴取いたします。

◯河島東京都技監

尾崎委員長を初め、当委員会の皆様には、こうした形で発言の機会をちょうだいいたしましたことまことにありがとうございます。
それでは、申し上げます。
当局が豊洲土地区画整理事業で実施した盛り土工事におきまして、当該地が市場の予定地であることから、常にも増して細心の注意を払って工事を進めるべきであるにもかかわらず、みずから定めた試験頻度を満たさないまま土の受け入れを行い、これにより都民の都政に対する信頼を著しく損ねたことを深くおわびいたします。
豊洲地区では、区画整理事業の中で、高潮対策などのための盛り土工事を実施してまいりました。
平成十四年度から平成十八年度までの間、市場予定地に盛り土材として、道路や地下鉄などの公共工事からの建設発生土約六十万立方メートルを受け入れております。
この工事を行うに当たって、食品を扱うという市場の特殊性を踏まえ、従前の基準を強化し、受け入れ土量二千立方メートルごとに一回の試験を搬出元が実施することといたしました。
しかし、百四十八件の搬出元のうち約三割に当たる四十四件で試験頻度を満たさずに受け入れたことが明らかとなりました。
原因がどこにあったのかという点につきまして、既に局内に調査チームを立ち上げましたが、基準を定めた経緯、化学性状試験の実施状況、土の受け入れの詳細な進め方などにつきまして、幅広い観点から、改めて具体的な調査を行う必要があると考えておりまして、徹底的に究明してまいります。
この調査に当たっては、特に盛り土工事を行う際の作業手順やチェック体制、基準のあり方など、仕事を進める仕組みにどういう問題があったのかを明らかにしていかなければならないと考えております。
さらに、この業務を行うに当たって、みずから決めたルールをみずから守るという意識が組織の中に徹底されていなかったという点につきましても究明してまいります。
また、今回の事態を踏まえまして、今後の盛り土工事において、都民が安心でき、適正な工事を行うためにはどうすればよいか、外部の識者を交えた検討委員会を今月中にスタートさせます。
当局が所管する事業の中で、こうした事態を招いたことを、原点に返って深く反省し、今後二度とこのようなことがないよう、職員一丸となって全力を傾け、取り組んでまいります。
改めて、都民や都議会の皆様に心からおわび申し上げます。

◯尾崎委員長

報告は終わりました。
この際、委員会を代表し、私から一言申し上げます。
ただいま東京都技監から、豊洲土地区画整理事業における盛り土工事に関して発言がありました。
この際、当委員会を代表して私から一言申し上げます。
まず、都技監から盛り土工事において、みずから定めた基準を守らずに土砂を搬入したことについて、陳謝の発言がありました。
安全を確保するために定めた基準を遵守しなかったことは、土砂を搬入した場所のいかんにかかわらず、絶対にあってはならないことであると考えます。
ましてや食の安全が求められる豊洲地区においては、なおさらのことであります。
都政に対する都民の信頼を大きく損ねたことの重みを真摯に受けとめ、都市整備局には猛省を促したいと思います。
次に、都市整備局では、既に調査チームを立ち上げ、仕事を進める仕組みや職員の意識などの問題について究明するとともに、今後適正な工事を行うための検討委員会をスタートさせる旨の発言がありました。
いうまでもなく、今回のような事態は二度と繰り返してはならないことであり、徹底的にその原因を究明し、再発防止に向けて万全の対応をとるよう強く求めるものであります。
都市整備局は今回の事態の反省に立ち、都民の安全・安心の確保を業務遂行の基本に据えて、局一丸となって取り組んでいってもらいたいと思うところでございます。
あわせまして、委員会審議の際の理事者の姿勢について一言申し上げます。
都民の代表である都議会の質疑に誠意を持って対応することは、理事者の当然の務めであり、理事者の姿勢には問題があったといわざるを得ません。
今後の委員会審議に当たっては、このようなことのないよう、都市整備局を所管する当委員会の委員長としても、強く注意を促したいと思うところであります。以上でございます。
以上をもちまして本日の委員会を閉会いたします。
ozakidaisuke
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