
コロナという史上稀にみない危機が全世界を席巻し、それは東京においても都民を直撃し、身体的な影響はさることながら、経済的な視点においても多くの都民の方々がコロナにより多大なマイナスの影響を受けましたが、政策要望を東京都に矢継ぎ早に打ち出し、まだ至らない所はあるかもしれませんが収束に向け全力で取り組みをしてまいりました。
私は常に議会人として、都民の皆さまが一体政治に何を求め、そして何が不要と考えているのか答えは在野の都民の皆さまの直接の声を聞く事の中にあるという志のもと活動をしてまりました。
東京には1400万の人々が生活をし、毎日を生きています。年代によって望む政策やまた望む支援もまちまちで、地域によっても全く事情は異なります。 東京全体を俯瞰の目でみつめ、そして足元である私の住む調布市と狛江市の地域課題についても全力で取り組んでいかねばなりません。
コロナが収束し、一歩を踏み出したこの東京は新たなフェーズに入ったと私は考えています。 その時代、時代で、目を凝らし、五感を研ぎ澄ませ、都民のニーズを実現して行く事が自分に与えられた使命であると考えています。
日本の首都であると同時に、国際都市としての玄関口、またオリンピック開催や道路整備のインフラといった華やかな一面を持ちながらも、少子高齢化という社会の中で、児童虐待のニュースは後を絶たず、中小・零細企業の倒産件数も未だ減る気配はなく、物価高騰により都民の方々からも困ったという声を聞いています。
私はそうした華やかなA面と光の当たらないB面が混在する東京都という自治体を、議会の立場から変えていくために都議会与党としてこれからも仕事をしていく決意です。
この間の議会をみていても意味のない政党対立や批判だけの政治が都政を動かしていくことは出来ないと思いますし、政治はゲームでもなければ遊びでもありません。
また片手間にする仕事でもなければ、名誉職でもありません。
しっかりと都民の生活を支え、私の政治の原点である「政治は弱き人たちのためにある」という信念を持ちながら私達の世代が責任をもって地域、そして東京の将来を考えてまいります。
東京都議会議員 尾 崎 大 介