VOL.15    2007.03.13 『都議会第一定例会閉会』

2月6日から開会された都議会第一定例会が終わりました。

今議会は予算議会でもあり、当初から波乱の議会でもありました。
昨年の11月に都議会民主党の総会で、民主党独自の都知事候補擁立に向け一致結束して頑張るとの確認がされ、田中良幹事長を先頭に、執行部は大変な苦労があったと思います。
代表質問から一般質問、そして予算特別委員会の質疑も、現在の石原都政に疑問符を投げかける形で、行われていきました。
都知事候補予定者も、ようやく前宮城県知事の浅野史郎さんが出馬表明をし、民主党は全面支援をしていく事を決定しました。
最終日は、本会議において予算の賛否の採決があるため、断続的に総会を開き、会派全員の意見を聞いていく形で、最後は反対する決定となりました。
新聞や報道では、予算採決に向け民主党分裂かのよう記事がでおりましたが、結果的に一人の造反者もなく、粛々と反対の採決をするに至りました。
私は、今回の定例会が始まった時から、予算に関しては反対をするしかないと、考えていました。
もちろん、予算を反対するにあたっての異論があるのは当然の事と思います。組み替え動議も出さずにただ反対するだけでは、政局のみを追及した、都民への責任放棄ではないかという意見も重々理解できます。
しかし、結果的に今定例会は、当初から独自候補擁立に向け走り出しており、石原知事に対しての質問のトーンも非常に高かった中で進められているのに、これで賛成をしてしまうのでは、それこそ、都民に対しての裏切りに繋がっていくのではないかと考えます。
多くの民主党議員は反対という意見で、今回の決定がなされたわけですが、結果的に34人がまとまった行動をとれた事は、非常に意義深いものであったと考えるものです。
賛成を主張する議員にはそれぞれの考え方や、立場があったでしょうが、本当に今回まとまった行動を取れた事は大きな意味があったと思います。
勿論私は今後、今回のようなケースで、私も含めた意見が少数だった場合、会派の決定には従っていくつもりです。
そうでなければ同じ民主党の旗の下に集っている意味そのものがなくなるし、政党という論理そのものが成り立たなくなると思います。
選挙の時だけは民主党の看板を使い、後は自分の思った通りの行動をするのでは、理屈が通りません。もし、どうしても会派の決定に従えない時が、私に来た場合は、潔く離党をする覚悟位もって、活動をしていくつもりです。
いずれにしても、政治決戦の第一幕である、都知事選挙がいよいよ始まります。
私も全力で頑張ってまいります。
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