VOL.13 2006.12.09 『第2回 都政報告会・望年会』
例年に引き続き、今年も望年会・都政報告会を行いました。
当日は急に雨が降り出してしまい、気温も急激に下がってしまったので、出足も心配したんですが、お蔭様で、300人近い方々にご参加いただきました。
本当にありがとうございました。
今年は長友調布市長、稲城の石川市長にもご参加いただき、私もこの調布・狛江から東京都議会に送っていただいている重みを改めて感じた所です。
早いもので都議選が終わってから、一年半が経過しました。
今年は私も財政委員会の副委員長という重職を担う事にもなり、来年は大変な年になりそうです。
今年印象に残っている事といえば、やはり、決算特別委員会での質問が印象に残っています。
調布のある方からの陳情で、都営住宅に住んでいるが、隣人が暴力を振るってくるので、引っ越したいが緊急避難をする場所が都営住宅にはないとの事でした。
私はおかしいと思ったのが、DVによる緊急避難は都は認めているのに、こうした隣人の暴力等に関しては警察に頼むしかないとの事でした。
しかし一般的に考えてみれば、仕返しが怖いから、引っ越したいのであって、警察が24時間監視していてくれるわけではありません。
そうした事情も分からずに、しっかりとした事情調査もせずに、マニュアルにないの一点張りで、役人は通します。
もちろんそうした人達だけではありませんが、都の住宅窓口相談センターは、聞きしに勝る大上段な態度です。
私が委員会で質問をして、やっとこ動き出すような事で、真摯に相談に乗ってくれないというのが大方の都民の声です。
私はこうした体質は絶対に許せません。
よく、都議会民主党の幹事長の田中良さんが、「憲政の神様といわれた尾崎行雄が信念として掲げていた在野の精神を大事にしろ」と言われますが、まさしく我々議会人は今こそこの「在野の精神」を持って活動していかなくてはならないと思います。
常に都民の中にあり、その声や怒りを都政に届けるのは当然です。
この都営住宅の件はまだ解決しておりませんから、この問題も含めて来年もガンガン頑張ります。