VOL.22    2009.03.12 『卒業式シーズンの到来です』

先週から都立高校の卒業式を皮切りに、中学校や小学校の卒業式がはじまります。

肌寒い季節も、段々とではありますが、暖かくなってきたような気がします。
毎年、地元の学校の卒業式や入学式には出来る限り、出席をさせて頂いておりますが、 今日は狛江高校の卒業式に行ってきました。
小学生は中学に、中学生は高校に進学するのが殆どだと思いますが、高校だと大学に進む人だけではなく、就職して社会に出る人も中にはいるわけです。
今、政治・経済が混迷を極め、社会が大変な状況になっています。
これから年度末を迎えるにあたり、資金繰りに苦しむ中小・零細企業もかなり出てくると推測をされます。
東京都も昨年と比較をすると、税収面では約7500億円の減収が見込まれ、基金を取り崩して足りない分を補う予算を今、予算特別委員会等で審議をしています。
こうした社会状況は一刻も早く改善しなくてはなりません。

今、日本の自殺者は昨年でも3万人をゆうに超え、1日あたり、約80人以上が自ら命を絶っている計算になります。
これは統計でもフランスを超え、世界でも自殺者一位という非常に不名誉な称号を日本は持っている事になります。

というより、自殺者がこんなにいるという社会は異常であると言わざるを得ません。
自殺の原因には色々あると言われます。
会社が倒産した人、いじめにあって自殺する人、鬱病になってしまって自殺してしまう人、様々だと思います。
冒頭に触れた、卒業式の話ではないですが、高校を卒業すれば社会に出る人もいるわけです。
そうした若者が経済的な理由や、社会的不安が原因で自殺するような事があってはなりません。
やはり真面目に働いていく事の出来る、そしてそれが報われるような社会をしっかりと創っていかなくてはなりません。
人生には色々な落とし穴が空いていると思います。
一度はまったら抜ける事の出来ないような穴が空いている時もあります。
しかし本当は誰かが手を差し伸べれば簡単に這い上がる事の出来る穴なのではないでしょうか。
不安なき社会を創っていくのは政治や行政の責務でありますが、他人に対して無関心な世相もどうかとおもう事が最近あります。
学生の時は困ったら助けあったり、励ましあったりした事が社会に出ると全く関心を持たなくなったりする事が多々あります。そうした事も自殺者が増え続けている原因の様な気がしてなりません。
今日、卒業式に出ていて、皆が涙を流しながら、別れを惜しんでいましたが、その気持ちを社会に出てからも忘れずにいてもらいたいと、強く思いました。
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